SECIプロセスの履歴

ナレッジマネジメントにおいて

ナレッジマネジメントにおける

共同化(Socialization)

表出化(Externalization)

結合化(Combination)

内面化(Internalization)

の知識変換プロセスのことを呼ぶ。

Wikiにおいて

(3)SECIプロセススパイラル

Wikiにおいて重要なポイントは、漸進的に成長し、スパイラルアップすることである。

透明性

このスパイラルアップのプロセスは透明である。誰でも途中から参加することができる。

漸進的成長

  • 履歴管理機能があることにより、途中参加者も逐次編集ができる。躊躇せずに修正・加筆・補足が可能である。下書きと清書の区別がない。
  • もし仮に履歴管理機能がなく透明性が担保されていないと、逐次編集ができないことになる。完成するまで公開できないことになり、恐らく下書きのまま時間切れになる。
  • 実際、Wikipediaの前身Nupediaは、1年かけても24ページの記事しか公開できなかった。それ以上の未公開の下書きページが残されていた。

集合知の熟成

  • 誰でもいつでも途中参加が可能であり、下書きと清書の区別がないことから、時間の経過とともにどんどん熟成されていく。まるで上質のワインのごとく。