メディア消費時間保存則の履歴
物理学では、いくつかの保存則がある。保存則というのは、一定則とも言える。
エネルギー保存則
位置エネルギー(質量x重力加速度x高さ)と運動エネルギー(質量x速度x速度÷2)の総和は一定である。エネルギーはスカラーである。
運動量保存則
運動量(質量x速度)は一定である。運動量はベクトルである。ビリヤードを思い浮かべると分り易い。
これら保存則のアナロジーで、メディア消費時間を考えてみる。
メディア消費時間保存則
メディア消費時間が一定であるとする法則である。
マスメディアとソーシャルメディア
ソーシャルメディア(インターネット)を見るようになれば、テレビの視聴時間は減る。
ラジオや音楽は聞き流しができるので、必ずしもソーシャルメディアの増加分、聞いている時間が減るわけではない。
テレビも、見ないけど、つけっぱなしできいている時間が減らないことも考えられる。しかしその場合でも、注視はされなくなる。
音楽
ダウンロード購入するようになったので、CDという媒体の売上は減少している。
ソーシャルメディア同士
新しい人気のあるソーシャルメディアが台頭すると、旧来のソーシャルメディアから移る。たとえば、Twitter滞在時間が増えると、Mixi滞在時間は減る。