イノベーション(名言集)の履歴
イノベーションは、既に多くの識者によって論じられてきている。それらの言葉を引用する。
シュンペーター
一般的には、「イノベーション」は、オーストリア出身のヨゼフ・A・シュンペーターが打ちたてた理論とされる。1912年、29歳になったシュンペーターの2冊目の著書『経済発展の理論』で紹介された。
新結合(独:neue Kombination=イノベーション)とは、「生産的諸力の結合の変更」である。
1 新しい財貨、新しい品質の財貨の生産
2 新しい生産方法の導入
3 新しい販路の開拓
4 原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得
5 新しい組織の実現
出典:シュンペーター―孤高の経済学者 (岩波新書) 伊東 光晴 , 根井 雅弘 著
http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=4004302730
ピーター・ドラッカー
社会的イノベーションー19世紀の主な産業は、新たな社会環境としての工業都市の抱える問題を事業上の機会や市場に転換した結果、生まれた。
出典:チェンジリーダーの条件
第二次大戦前まで、技術と需要の関係は固定だった。第二次大戦後、あらゆる最終需要がその手段と分離を始めた。
出典:チェンジリーダーの条件
今日のイノベーションの議論において、意味なく強調されている創造性なるものは、問題の鍵ではない。
出典:チェンジリーダーの条件
イノベーションとは、顧客にとっての価値の創造である。新奇さは面白いだけである。
出典:要確認
イノベーションをマネジメントの枠外に位置づけることは許されない。イノベーションこそマネジメントの中核に位置付けなければならない。
出典:要確認
ミハイ・チクセントミハイ
創造性の大部分は伝統領域の境界を超えることにある
クリエイティブで才能豊かな女性はそうではない女性よりも支配的でタフであり、クリエイティブな男性は、他の男性に比べて繊細で攻撃性が低い。精神面が中世的な人は、事実上対応のレパートリーが倍になる。
二次出典:ハイ・コンセプト
ニコラス・ネグロポンデ
技術面での行き詰まりが、技術者ではない人によって解消されることはよくある。
二次出典:ハイ・コンセプト
田坂広志
イノベーションとは、もはや技術や商品の革新的な進化ではない。商品生態系全体、市場全体、社会全体の進化を促すことを意味するようになった。
出典:これから何が起こるのか 田坂広志 著
クレイトン・クリステンセン
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トム・ケリー
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改定履歴
2010.1.23 ミハイ・チクセントミハイ、ニコラス・ネグロポンデ、田坂広志追加、ピーター・ドラッカー追記
2010.1.23 「イノベーション」より分離、シュンペーターは記述済み