ネットワーキングの履歴

英:Networking

Networkとは、人と人が繋がることである。人と人が繋がり社会ができれば、社会的ネットワーク(ソーシャルネットワーク)である。

懇親会やカクテルパーティ、ホームパーティを英語でNetworkingと言う。

日本人のネットワーキング

日本人の懇親会は、知っている人を紹介しあう。AさんはBさんとCさんを知っていて、BさんとCさんはお互いを知らないような状況の場合、AさんがBさんとCさんを引き合わせる。

米国人のネットワーキング

米国のNetworkingは、日本とは様相が異なる。お互いを知らないBさんとCさんは、どちらともなく話しかける。決して誰かが仲介してくれるわけではない。

BさんとCさんが会話の中でたまたまAさんが共通の知り合いだと分かると、会場にいるAさんを呼んで、3人の会話が弾む。

日本人である筆者は、米国のNetworkingに出ると、どうしてもしり込みしてしまう。話しかけられるのを待つことが多くなる。

米国のホームドラマのシーン

米国のホームドラマを思い出して欲しい。あなたは海外転勤または留学でその街に来た。職場・学校で米国人の友達ができる。こちらはその土地のことを知らない。友達は気を利かせ「今度の金曜日、うちでパーティがあるからおいでよ」と誘われる。そして行ってみる。すでにたくさんの先客。

友達「よく来てくれたね。楽しんでいってよ」

と飲み物を渡される。で?・・・・
そしてその友達は、また別の人のところへ行く。あれ?・・・

誰か人を紹介してくれるわけではない。こちらから誰かに話しかける、もしくは、誰かが話しかけてくれるのを待つわけではない。

これが米国流のネットワーキングである。この流儀の違いが、日米の社会的ネットワーク(ソーシャルネットワークサービス)の流儀の違いとなる。

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