歴史改竄の履歴

勝てば官軍

勝てば官軍。歴史は勝者により都合よく改竄される。極端に敗者が悪者扱いされている。

インテリジェンス

歴史を学ぶということは、単に歴史的事象を覚えるだけでなく、勝者によって何が改竄され、何が隠蔽されたかを見抜く力、つまり「インテリジェンス」力を養うこと。現代社会にも偽り、嘘、虚飾が多い。歴史を学ぶことにより、現代社会の真贋を見抜く能力も養われる。

ソーシャルメディアによる影響

勝者に騙されていないか?ソーシャルメディアの台頭により、21世紀になって初めて、勝者が都合よく大衆を騙すことができなくなりつつある。

改竄具体例

勝者 vs. 敗者・悪者(事象)

勝者・正義面敗者・悪者扱い事象
検察・マスコミ小沢一郎政治献金の違法性
ブッシュイラクイラク戦争
戦後知識人戦前軍国主義太平洋戦争・大東亜戦争
中国共産党大日本帝国日中戦争
薩長江戸幕府明治維新
豊臣秀吉明智光秀・織田信長本能寺の変
源氏平氏源平合戦
征夷大将軍蝦夷平安初期の東北地方平定
中大兄皇子・中臣鎌足蘇我氏大化の改新

改竄未遂の具体例

敗者がことのほか人気が出てしまったため、改竄に失敗した例。どちらかというと敗者がヒーロー扱いされ、勝者が悪者扱いされている。敗者のほうが人気が出ることを、源義経の役職にちなんで、「判官びいき」(ほうがんびいき)と言う。

勝者・アンチヒーロー敗者・ヒーロー事象
アメリカ軍産複合体J.F.ケネディケネディ暗殺
徳川家康豊臣秀吉関が原の戦い~大坂の陣
足利尊氏後醍醐天皇・楠正成建武の新政・室町幕府
源頼朝源義経義経追討

関連書籍

本能寺の変 四二七年目の真実

編集履歴

  • 2013.09.07 整理・誤記修正
  • 2010.02.24 初稿