働く理由の履歴

2010年8月25日のリーラボにて、同タイトルの本が紹介された。

私たちが労働するのは、自己実現のためでも、適正な評価を得るためでも、クリエイティブであるためでもない、生き延びるためである。

出典:内田樹 著「昭和のエートス」

これは、安易な自分探しや自己実現という言葉に対する警鐘である。生き延びる必要があるから働く、というのは同感。この条件がクリアできて初めて、自己実現やクリエイティブができる。生き残れないのに、自己実現もへったくれもない。