宇宙戦艦ヤマトの履歴
テレビ放送・映画
- 1974年 宇宙戦艦ヤマト(テレビ)
- 1977年 宇宙戦艦ヤマト(映画)
- 1978年 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(映画)
- 1978年 宇宙戦艦ヤマト2(テレビ)
- 1979年 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(テレビ特別番組)
- 1980年 ヤマトよ永遠に(映画)
- 1980年 宇宙戦艦ヤマトIII(テレビ)
- 1983年 宇宙戦艦ヤマト 完結編(映画)
- 2009年 宇宙戦艦ヤマト 復活篇(映画)
- 2010年 SPACE BATTLESHIPヤマト(実写映画)
この中では、2009年の宇宙戦艦ヤマト 復活編(映画)だけ観ていない。
私と宇宙戦艦ヤマト
- 実は1974年の本放送、1977年の映画版はライブで観ていない。宇宙戦艦ヤマトとの出会いは、1978年のさらば(映画)からになる。大変なヤマトブームだった。
- 1978年から1983年まで、再放送も含めて、ひたすらヤマトを観ていた。
最大の感動は「さらば宇宙戦艦ヤマト」
不滅の敵に対して絶対絶命の闘い
白色彗星を破壊したと思ったら都市帝国が登場し、都市帝国を破壊したと思ったら超巨大戦艦が登場する。一方で、地球連合艦隊は早々に全滅し、ヤマトの乗組員もどんどん戦死していく。息を呑む間もなく、圧倒的な敵の戦力、不滅の戦力に対し絶望しつつも、それでも諦めず地球を守るため敵に対峙する古代進をはじめとするヤマト乗組員の姿勢に泣かずにはいられない。
高い完成度
宇宙戦艦ヤマト(映画)がテレビ版のダイジェストに過ぎなかったが、さらば宇宙戦艦ヤマトは本作品がオリジナルストーリーで完成度が高い。
さらば(映画)とヤマト2(テレビ)
- さらば(映画)とヤマト2(テレビ)はテレサ・白色彗星帝国の登場など、ほぼ同一のストーリー展開ながら、かなり書き換えられている。
- ほぼ2時間の映画を半年間のテレビ放映にしてしまうと、どうしても間延び感が出てしまう。さらば(映画)のほうが、白色彗星~都市帝国~超巨大戦艦の流れがスピーディーであり、より絶望感が高まり、より感動も高まる。
さらば(映画)とヤマト2(テレビ)の相違点
ヤマトの艦長
- 「さらば」では土方が艦長。
- 「ヤマト2」では古代がヤマト艦長代理で、土方はアンドロメダの艦長だった。
テレサ
- 「さらば」では反物質世界の人間のため、地球の人間が接触することは不可能。
- 「ヤマト2」では、普通に近づいていたため、そうではないらしい。そして島大介と恋仲になった。
デスラー
- 「さらば」では宇宙へと身を投げて死亡。
- 「ヤマト2」ではガミラス艦隊ごと引き上げた。
アンドロメダ率いる地球連合艦隊
- 「さらば」では白色彗星に拡散波動砲を発射するも失敗、白色彗星に飲み込まれて全滅。
- 「ヤマト2」では白色彗星への拡散波動砲の発射で白色彗星のガスを払うことに成功すると、現れた都市帝国からの攻撃で全滅。
白色彗星破壊
- 「さらば」ではヤマトの波動砲で白色彗星のガスを払った。
- 「ヤマト2」ではアンドロメダ率いる地球連合艦隊の拡散波動砲で白色彗星のガスを払った。
都市帝国破壊
- 「さらば」では真田と斉藤が都市帝国中枢に入り込み、爆弾をしかけ、戦死。
- 「ヤマト2」では真田と斉藤が都市帝国中枢に入り込むが、斉藤のみが戦死し真田は帰還。
超巨大戦艦破壊
- 「さらば」では、ヤマト(古代と森雪)とテレサが特攻。ヤマト破壊。完結。
- 「ヤマト2」では、テレサのみが突撃し、超巨大戦艦を破壊。古代らを乗せたヤマトは地球へ帰還する。
これ以降(「新たなる旅立ち」以降)のヤマトの物語は、「ヤマト2」がベースとなっている。