招待者責任制の履歴
コミュニティ・社会的ネットワークの形成において必要な概念。EGMフォーラム主査の福岡氏が提唱している。
目的
営利目的ではないコミュニティが求心力を保つためには相互扶助の精神が必要になる。そうしてこそ、学習の場として健全に成長させていくことができる。相互扶助を担保するしかけが「招待者責任制」である。
仕組み
- コミュニティに参加するには、既存メンバーからの招待が必要。
- 招待者は責任もって、新規参加者がコミュニティに主体的に参加することを促す。
- 招待者は、自分が招待した人についての一切の責任を持つ。罷免することもできる。
- EGMフォーラムでは、3ヶ月間、コミュニティに貢献しなかった人は除名することにしている。
長所・短所
- 参加者の質・参加意欲(自主性・主体性)を担保することができる。
- コミュニティのサイズを大きくすることはできない。
- メンバーの新陳代謝が起きないと、急速にしぼむリスクもある。