レジリエンスの履歴
レジリエンス 復活力--あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か
英:resilience
2013年にハイライトされてくるようになったキーワード。なかなかどう翻訳したらよいか難しい単語。復元力・復活力と訳されることもある。天災や戦争などに対する企業や社会・国家はサステナビリティ(継続性)を要求されるが、レジリエンスは、天災や戦争の被害が甚大で継続できなかった場合でさえも、そこからしなやかに復元する力が必要であることを指している。
定義
システム、企業、個人が極度の状況変化に直面したとき、基本的な目的と健全性を維持する能力
出典:『レジリエンス 復活力』
「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。
出典:Wikipedia
個人から企業や行政などの組織・システムにいたるまで、社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべきリスク対応能力・危機管理能力としても注目を集めています。
出典:ことばんく
レジリエンスの必要条件
- フィードバック
- 資源とプロセスの脱集中化
出典:『レジリエンス 復活力』
レジリエンスではないもの
- 頑強性
- 冗長性
- 単純な元の状態への回復
出典:『レジリエンス 復活力』