問いの履歴
ワークショップより引用
(著者はサンフランシスコ周辺での湾岸戦争に対する市民の反戦平和活動を目の当たりにし、この様子を日本の市民運動に関わっている人たちにも知らせたいと思い、ジョアンナ・メイシーにもインタビューをしてみた。)
「戦争を止めるために、私たちになにができるでしょうか?」という問いをぶつけた。
すると彼女は、即座に「その質問こそが出発点です。孤立せず、集いあって、問いあうことが力です。当ことほど協力なことはありません。自分自身に、友人たちに、繰り返し繰り返し問うことです」と返してきた。
テレビや新聞の報道に触れることよりも、自分の個人的な小さな体験を思い出す方が、各人にとって具体的で実感を伴う確かな出発点になるのだと再認識した。
出典:『ワークショップ』
アジャイル開発では
スクラム(アジャイル開発)では、認識ズレ防止のための全体像を明らかにした文書をインセプションデッキと呼ぶ。認識ズレを防止するため、大事なことを明らかにする必要がある。そのため、あえて手ごわい質問(聞きづらい質問)をすることで、大事なことを明らかにする。
インセプションデッキ
インセプションデッキでは、テンプレートとして10の質問が用意されている。
「インセプションデッキ」を参照