銚子市立病院
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銚子市にあった市立病院。廃止を反対する声があったが、経緯はともかく、やむなく一時休廃止に追い込まれた。
しかし、今般、(財団たる)医療法人の指定管理の下に復活した。
医療法人が指定管理の医療施設だけを持つことはできないため、別途診療所を開設(医療機器、設備等一切を法人が引き継いだのか詳細は不明であるが)し、あわせて指定管理者として、銚子市立病院を運営することとなった。
評議員の員数を見ると医療法の理想に添った形での委嘱が行われているようである。
今後の展開によっては特定医療法人より、社会医療法人を狙うシフトに見える。
ちなみに、この公設民営の手法は増加するものと思われるが、公設民営の手法を利用する際の受け皿として医療法人は活用されるものと思われる。
その際、公的機関が先導して新たに医療法人を作ることになると、財団形式の医療法人を作ることになるだろう。社団では社員が必要である上、誰を社員にするのかという問題が発生するからである。
一般的には、法人(特に営利法人)が出資して(特に社団たる)医療法人を設立することはできない。
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