ゴルジ体の履歴
昔のイメージ@中学の理科
- 汚い。
- ゴミ処理場?
→もうすこし詳しく教えれば面白いのになー
基本
機能:タンパク質の加工と濃縮
→植物では細胞壁の多糖類、動物ではECMのグリコサミノグリカンが合成される。
- 小胞体産物の選別と配送
- 小胞体から物質を運び出す経路。
- ゴルジ体[流通センター]で、特定のタンパク質に特定のオリゴ糖[荷札]を付加することでタンパク質を識別し、目的地へ向かう輸送小胞[トラック]に詰め込む。
特殊
- 複合糖鎖の合成には反応段階ごとに別の酵素が必要であり、前段階の反応産物だけが次の段階の基質となる。
- 糖鎖付加反応はすべての真核生物(酵母を含む)にみられるので、合成に要する装置は進化の初期に出現したと思われる。
わかっていない
- ゴルジ体がその極性を持った構造をどうやって作り上げ、維持しているのか。
- 嚢から嚢へ分子がどうやって移動するのか。
- 仮説:小胞輸送モデルと嚢成熟モデル、そして2つの融合モデルがある。融合モデルが可能性が高いとされている。
参照すべき(?)
- the organization of the golgi apparatus 1998 Warren G byCELL 13章