スマイルスキャン
顔認証システムの進化は早いです。素晴らしいですね。
オムロンのスマイルスキャンをはじめて体験しました。
http://omron-idfusion.jp/products/004000/004002/
いくつになっても好奇心旺盛ですね。僕の顔で実験してみました。
スマイルスキャンは、顔画像から情報を読み取り笑顔度を０〜１００％までの数値で評価します。目が細くなったり、口角が上がったり、口が開いたり、シワが出来たり・・・変化する表情を一瞬で読み取る技術には驚きました。
僕の笑顔度は、最高得点が９７点。営業マンの方と笑顔対戦しましたが、負けました。ゲームとして面白いですが、目はマジでした。
ホテルマンの方で，何回やっても１００点の方がいたそうです。その方は、張り付いたような笑顔しか出来ず、仕事以外では苦労しているそうです。
僕がアドバイスしたのは、２点です。
一つは、今の測定器は笑い測定器であり，笑顔測定器とは違う。
運動神経の筋肉しか反応していないので、形だけでも機械のクセを覚えると高得点になってしまう。コントロールしにくい自律神経系の瞳孔の開き具合や呼吸などとの心の測定と組み合わせて、改善して欲しい。
二つ目は、お店で積極的に活用できるソフトを加える。例えば、笑顔一番店のショッピングセンターやお店に設置し、お客様が入店時に笑顔度チェックを行う。笑顔度８０点以上は、ポイントに還元される。お客様とお店を笑顔でつなぐツールとして応用できないか。販売員と笑顔対決なんて言うのも、コミュニケーションづくりには有効です。
どちらにしても、改善には少々時間とお金がかかるようです。
スマイルスキャンの商品化は、和歌山県の盲学校からの依頼だそうです。卒業生が鍼灸師として独り立ちする時に、自分の顔を見た事がない生徒さんは、自分の笑顔だけでなく、お客様の笑顔も認識できないそうです。彼らがお客様から誤解されず，好かれる顔の表情を教えてやりたい。・・・そんな声が商品になったそうです。
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デジカメのスマイルシャッターでおなじみのソニーの研究部門も、かなり開発が進んでいます。一枚の写真をわずか数秒で三次元CGに自動生成モーションポートレートもすごいのだ。
モーションポートレートとは、一枚の静止画（無表情な写真）から多彩な表情の顔アニメーションを自動的に作成する技術です。パソコン、携帯、ゲームなどに利用されるのも近いようだ。
http://www.motionportrait.com/about/
人間しっかりしていないと、バーチャルとリアルの区別がつかなくなるのかな？
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