スマイルスキャン
耳よりの話があります。
笑顔に興味があり、スマイルスキャンを体験したいという方、チャンスです。
笑顔研修のお知らせです。
http://www.egao.co.jp/smn/index.html
20年前 世界で初めて感動をデザインする幸せづくり研究所 笑顔アメニティ研究所を設立した時、僕は変人扱いでした。「笑っていいとも」「アッ子におまかせ」などで紹介されるのは、決まって「この人の職業何でしょう?」でした。
時代が経過し、最近特に笑顔とか感動、幸せ、絆という言葉が増えたと思いませんか。
僕の大好きな言葉ですが、家庭でもビジネスとして行動するのは、とても難しいことなんです。
以前も書きましたが、あるお医者さんが「自分の笑顔に自信がありますか?」という質問をアメリカ人、イギリス人、韓国人、日本人に投げかけました。対象は、成人女性です。
「自分の笑顔に自信がある」と答えたのは、イギリス人が85%。アメリカ人が77%、韓国人が34%、・・・・そして、日本人は、34%でした。
これが笑顔後進国 日本の悲しい現実なんです。
コミュニケーションの技術として最高の自己表現が笑顔づくりです。
世の中、人間力の時代と言われています。
でも、笑顔が良いから給料が上がったという企業は少ないと思います。楽しいところや感動したところに人が集まり、お金を使う時代なのに感情をあまり評価しないんです。
笑顔の普及活動に「日本の感情を出さないことを美徳とする」文化が大きな壁として立ちふさがっています。
感情を律するが日本文化の根幹をなしています。反面みんなで笑うのは大好きです。
男性体質の会社ほど挨拶の一部として笑顔をとらえてしまいます。男は男らしく、女は女らしく、多くの企業はお作法として笑顔を訓練しようとしています。手を前に組んで、自然な笑顔を作るのは最高レベルの技術です。かなりの心を磨かないと難しいです。
お辞儀の角度を練習するように口元を何度上げ、バランスがとれる笑顔がいいのですか。僕はそう思いません。
子供や赤ちゃんが良い笑顔になるのは、自然な動きがあるからです。こころも頑張って笑顔を作らないからです。この2つさえ守れば、笑顔は誰でも自然にできちゃうのです。
日本人は、良い顔を頑張ってマニュアル的につくろうとする。それも中途半端だからいけないのです。
それなら、世界一の顔認証システムの技術をもつオムロンさんが商品化した「スマイルスキャン」で笑顔を形としてきちんと評価すればいいと僕は考えます。
例えば、僕の笑顔づくりの中でよく「歯を出して笑え日本人」というフレーズを使います。理由は、歯を出す=感情を出すことにつながるのと、顔の運動神経が楽だからなんです。
口元を隠して笑う習慣のある日本人には、素直に身体で理解するのは抵抗がある人が多いです。
スマイルスキャンを使えば、笑顔度が点数になりますから、歯を出さないとどんなに口角を上げても30点以上になりません。あくまでも僕の人体実験ですが・・・・
鏡を見るのと同じように、定期的に顔の変化を客観的に評価するのは楽しいことだと思います。顔の動きでお化粧する。楽しいですよ。みんなですると笑顔も伝染します。
でも、まだ問題があります。
顔の筋肉は、自律神経と運動神経系に左右されます。
オムロンさんのスマイルスキャンは、今の段階では運動神経系の評価であることです。
自然な笑顔の評価ではない。
でも、笑顔を評価する勇気ある行動の第一歩だと思います。
隠す文化から見せる文化へ、世界で通用する笑顔の輪が大きく広がります。 感動をデザインするエンターテイメントの時代です。
今回の笑顔研修は、企業や組織のトップの方に参加をお勧めします。
先日もある会社を訪問しました。ショールームの壁に「笑顔でお客様をお迎えします」とスローガンを大きく張っていました。スタッフの笑顔で一杯です。
でも、よく見ると真中にある所長の写真が怖かったです(笑)
追伸
顔の自律神経系の副交感神経と交感神経については、また後日お話しましょう。
コメント
このブックにはコメントできません (ログインするとコメントできます)
コメントはまだありません