青春の回想と松坂慶子風のウエイトレス〜談話室滝沢 体験編
◆自分の青春を回想しながら最後の新宿滝沢でお茶しました。
昔から変わらない白黒の看板 談話室 滝沢のレトロが新鮮だ。
店頭に立ち深呼吸しながら入る雰囲気・・・
相変わらず気軽に入りにくい雰囲気が漂う・・・
階段を降りると広いくつろぎスペースが広がる・・・
清楚で落ち着いたスーツ姿のウエイトレスが
深々と丁寧な90度の礼でお出迎え・・・・
滝と沢をイメージした内装と水ののせせらぎにこだわったBGM・・・
ホテルのフロントのようなカウンターレジ・・・・・
見渡すとお客様はみんな40代以上・・・
松坂慶子風のウエイトレスが席まで案内してくれました。
小倉抹茶色のソファーに腰を深々と降ろし、
コーヒー/紅茶/メロンソーダー/メニューを確認する、
すべて1000円。
そしておもむろにコーヒーを注文する。
ケーキセットは、1100円、
さらに一品追加して1300円、
ケーキの御変わり 300円である。
昔と変わらない価格設定。
滝沢3大アイテムを再確認・・・
おしぼり/コースター/砂糖(お清めの塩風)を
しみじみと触りながら味あう。
帰りにいつももらっていた謝恩券 200円はなかったが、
笑顔一杯のお見送りがありました。・・・・
「心からの接客ができなくなった。店が混んで儲かっても、
やめるしかない。これが私の哲学です。」(滝沢社長談)
- ・・・・3月末閉店です、一度味わって欲しいですね。
◆それにしても、そごう/ダイエー/西武鉄道/武富士/三菱自動車/JAL/東京ディズニーランドまでが顧客不在・・・・
西武の堤元社長を見ていると悲しくなります。
歳をとって刑務所に入るのは寂しいですね。
あの方は素晴らしい仕事をした人ですよ、
豊かな日本の象徴的な存在でした。
陰の部分も大きかったんですね。
そして、こころの豊かさに欠けているようです。
どの社長も顧客サービスをスローガンに経営していたのに、
- ・・みんな、「嘘は泥棒のはじまり」と子供のころ教わりました。
商売は、従業員や関係先、
そしてお客様と幸せを分かち合えなくてはいけませんね。
価値観は人それぞれ違っても、
みんな幸せになるために生きているんだと思います。
滝沢社長の言動に忘れかけた商人道を改めて実感いたしました。
長い間ありがとうございました。
僕もお客さまから小さく仕事でも「ありがとう」
とたくさん言われる仕事を目指します。
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