笑顔の楽校の最新の日記
スマイルは、愛の解釈
「スマイル・スマイル・・・・・」
友達や先生から言われことありませんか。
日本人はスマイルという言葉が大好きです。
でも、スマイルという意味をご存知ですか。
作家の曾野綾子さんが雑誌の対談で語っていた、
素晴らしいお話の一部を紹介いたします。
◆それは、キリスト教の愛の解釈なんですね。
私は、聖書を日本語で最初読みました。
はじめは「愛」というのは自分が相手を好きになって、
相手からも好意を持たれる、
そういう還流が成り立つ人間関係のことを
「愛」というのかと思っていました。
それは、キリスト教では愛と言わないんです。
「フィリア」という単に「好きである」という意味なんです。
キリスト教では「あなたの敵を愛しなさい」と言いますが、
仮に心の中で相手を憎んでいても行動と言葉だけは、
その人が喜ぶようなことをやるように説くんです。
それが「アガペー」と言うんですが、
そのアガペーだけが字を引くと「愛」なんです。
日本人は「裏表があってはいけない」と言われますけど、
キリスト教は、せめて裏表ぐらいつけなさい」と説くんです。
だけどなかなかできませんが・・・
◆僕も大昔、ミッション系の学校に通っていました。
授業で聴いた「アガペー」と「フィリア」の話を
懐かしく思い出しました。
是非一度、英語の「SMILE」と日本語の「笑顔」を
辞書で調べて比較してください。
笑い顔は、スマイルではありません。
笑顔と笑いも違いますよ。
皆さんどう思いますか。
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