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NYより帰国

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10年ぶり4回のニューヨークでのクリスマスを過ごし、昨日帰国しました。
14時間の時差は、身体にこたえています。頭がボーッとして眠たいのだ!

第一印象は、治安が非常に良くなったことです。昔は、ボトルマンに注意して歩いたものです。僕のバックも鋭いナイフで切られていた怖い思い出も遠い昔話。マンハッタンの警察を3倍に増やしたそうで、ダウンタウンでも安心して歩くことができるようになりました。

800万人が住み、190カ国の人が街ですれ違い、世界中の言葉が飛び交います。いろんな意味で、世界をかすパワーがあり中心であることは間違いありません。テロにも常に狙われます。世界中のビジネス戦略を狙うアンテナショップが集まり活気あふれる魅力的な街がニューヨークです。でもヤンキースの松井がいないのが残念でした。

リラックス旅行に行くなら、ハワイやオーストラリアの方が断然過ごしやすいですが、今回はエンターテーメントビジネスの調査を兼ねての旅行です。久々のニューヨークを堪能し、来年からの笑顔ビジネスの成功のイメージを描くことができました。

物の豊かさから心の豊かさへ、時代は大きく揺らぎながら化しています。
日本でも感情労働人間力という言葉が多く飛び交うようになりました。しかし、日経新聞で特集として連載されても、日本人素直でまじめ、働き者の人材に恵まれているので、本気で人間力を捉えない。真剣に感情労働という感覚も芽生えてこないようです。

しかも、ないというよりも考え方や評価する仕組みや文化もない。多くの経営者の仕事観は頑張って当然、接客は感じがよくてあたり前なんです。実はその日本的な特徴が、最大の長所であり欠点なんです。ある百貨店笑顔を評価した方がいいと提案した時がありました。組合から強烈な反対がありました。感情を評価するのは、とてもデリケートです。

でも、僕は今回の旅行で確信しました。日本が世界をリードする時代が始まっていることを強く感じました。ただし、ハードな商品や形ある物づくりの日本ではなく、日本人特有のソフトな心のサービスです。歴史の長さと島国がもたらした他国では真似できない日本文化があります。すでに物の世界は、価格の安い国が生産地として豊かに生まれわっています。

心のMade in Japanの素晴らしさを知らないのは、日本人だけ。もっと誇りをもつべきです。
現地のアメリカ人が言っていました。「日本人は、チップをもらわないのに、ニコニコと笑顔応対する。これが不思議であり、信じられない」と。ビジネススマイルは、お金が尺度です。

ニューヨークのお店でスマイルづくりは簡単です。20パーセントのチップを払えば、あっという間に誰でも「ビックスマイル」です。笑えない本当の話です。日本人の学生アルバイトは、得意な笑顔でチップをもらい稼ぐそうです。スマイルお金なんですね。分かりやすいですが、この考え方も日本人には受け入れにくいです。

そんな素晴らしい日本の販売員に「仕事だから笑顔を作りなさい!」と調教師のように指導している最近テレビに出ている接遇の先生。最低ですね。僕は大嫌いです。もっと褒めて育てればいいのに、怒っているんです。怒る相手が違います。そういう環境を作った経営者こそ、叱るべきです。

今後、笑顔スマイルを分けて考えていきたいと思います。
笑顔とは、心と形が融合した自然スマイルのこと。

日本スマイルの苦手な国だからこそ、ビジネスの世界で心のこもった自然笑顔が生まれるのです。感情の流れが緩やかなんです。だから分かりにくい点もありますが、その長所自信をもたせ、心と形をバランス良く伸ばしていきたいと考えます。

物の時代のmade in japanの象徴は、ソニーやトヨタでした。心の時代のmade in japanの象徴は、「笑顔」がキーワードになります。情報の洪水になればなるほど心が乾き、温かさに飢えてきます。ビジネスの世界でも物から心へシフトしていきます。笑顔ビジネスで付加価値が大きく付加されてきます。

エンターテイメントの仕掛けも、ニューヨークでたくさん出会いました。人気のお店は、必ず「笑顔物語」がありました。でも、笑顔がない。5番街の有名専門店でもポケットに手を突っ込み、何か食べていたり、ガムを噛んでいるのは当たり前、お客様の前であくびするのも当たり前です。

今年ニューヨークのレストランのオペレーションを日本笑顔を指導した会社が請け負い、潰れかけたレストランが見事に再生し、厳しい評価で星を一つをもらい話題になりました。あらゆるビジネス笑顔が加わればもっと素晴らしい世界に生まれわります。笑顔そのものがビックビジネスになるのもそう遠くはないでしょう。

笑顔抜きでは、本物のエンターテイメントビジネスは存在しません。少しずつニューヨークの感動体験を紹介していきます。

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