笑顔の楽校の最新の日記
顔の話7(健康問答)
引き続き、顔と健康についての話です。
前回までの復習。笑う時は、吐く息が優位に働く。吐く息は、副交感神経を優位に活動させ、吸う息は交感神経の活動を促進します。吐く呼吸は、吸う呼吸よりエネルギーが必要である。
先週、読んだ本「健康問答」五木寛之/帯津良一 平凡社 二人の対談でも自律神経の話がありました。わかりやすいので紹介します。
「ガンをはじめ、難病の原因は、すべて自律神経の中の交感神経と副交感神経のアンバランスで説明がつくんですね。つまり簡単にいうと、交感神経優位がつづくと、白血球のなかのリンパ球が少なくなり、顆粒球が増える。顆粒球が多くなると、活性酸素が体内に生まれて、それが病気の原因になる。だから、病気になったら、交感神経から副交感神経優位の身体にしなければならないと。そうなると免疫作用が高まって、快方に向かうという理論なんです。」
いろんな本で紹介されている呼吸法やヨガの理論は、上記の自律神経が基本になっているようです。関心のある方は、「健康問答」をお読みください。
ストレスがたまると交感神経が優位に働き、アドレナリンが作用し心拍数も高まります。リラックスは、反対の作用です。僕からすると両方とも大事なんですが、日本人の歴史は、頑張って歯を食いしばる吸う息の方が好きなようです。
笑いや泣くことは吐く息なんです。感情を抑える我慢が一番身体に悪いんです。
次回のテーマは「目」です。目は心の窓って本当かな?
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