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相田みつを美術館

久々に相田みつを美術館を訪れました。

僕の出版を担当してくれたダイヤモンド社の佐藤さんが、相田みつをさんの書籍も担当している関係で、紹介してもらいました。
館長であるお子さんの相田一人さんが快く時間をつくってくれました。印象はビデオで見たお父さんと比べると、声や息づかいがお父さんにそっくりでした。は、お母さんに似て、お父さんより優しい穏やかな方です。

僕の一番好き言葉は、「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる」です。

館に入ると、みんなとびきりの笑顔で迎えてくれるんです。昔から知ってるようなフレンドリーな感じです。後でわかったのですが、今日の朝礼で僕のことを話されたそうです。本も紹介され表紙も見ているので、僕の顔も知っているはずですね。

話は弾んで、ついつい時間を忘れてしまいました。気づいたらお昼の時間なんです。
一番印象に残った話は、相田みつを美術館の「湯もみ効果」です。
湯もみとは、温泉でお湯をかき回して、柔らかいお湯にすることです。草津温泉の大きな板で湯もみするのは有名ですね。

「オープンしたてで閑散としている美術館と忙しく入館者が多い時では、同じ作品でも来館者に伝わり方が違うんです。多い方がいい雰囲気になり、作品が優しく伝わるようです。だから、閑散時間こそ湯もみして館の雰囲気をらげようと、いつも朝礼で話している・・・・」そうです。
湯もみ効果」は、笑顔の効果と同じだと言う話をしたら、話が盛り上がりました。とても素晴らしい感性の方だと関心しました。

昔の話ですが、僕が勤めていたファッション専門店の鈴屋がパリのシャンゼリゼに出店しようとしたところ、待ったがかかりました。パリの街は、お金があれば何でも出店できないんです。規制理由は、パリの街の感性にあわないと言うんです。そして、その判断をする人がルーブル博物館の館長さんなんです。それには、驚きましたね。歴史文化の重みを感じました。

相田みつを美術館は、自然の野山をイメージした素晴らしい環境の中で作品が展示されています。でも場所は東京フォーラムの中にあり、東京都がつくる箱ものの館は、サービスや使い勝手も最悪です。お客さまからすれば同じにみえてしまいますから・・・。
東京フォーラムにも部分から世界観へ、点から線へ、線から面へ、面から優しい空気を作り出す「湯もみ効果」が必要なようです。

僕は、相田みつを美術館を応援し続けます。素晴らしい癒しの空間です。

相田みつを美術館    http://www.mitsuo.co.jp/museum/index.html

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