笑顔認証システム
「あなたは、外見で損をしていませんか?・・」と言い続けて20年、いま日本の笑顔ビジネスが注目されています。
昨日、NHK 国際放送局の取材がありました。僕は、30分枠の後半に出演する予定です。NHKワールドTV「what on japan」テーマは「笑顔でビジネスチャンス」です。10月6日 NHK 海外向け英語放送/ 7日 NHK BS1 4:10〜40 と 9:10〜40で日本語放送の予定です。全世界に発信されます。見て欲しいです。
内容は、日本の笑顔ビジネスの現状と日本人の笑顔の傾向と変遷、そして笑顔の効用です。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/whatsonjapan_j.html
ここ数ヶ月だけでも、笑顔のビジネス化が加速しています。
任天堂DS「顔のトレーニング」の発売。ゲーム感覚で楽しく顔の表情筋を鍛える事ができます。
オムロン「顔認証システム」あなたの笑顔度を評価したり、入店するお客様の顔を識別し、顧客管理につなげるシステム。
ソニー「笑顔検出システム」デジカメが笑顔になると自動でシャッターを切る。
でも、何でなの?
いまの世の中、情報の洪水です。便利になったが、心のどこかで寂しく乾いているんですね。笑顔という心のオアシスを求めているんだと思います。特にビジネスでは、商品の格差は少なくなり、笑顔が最大の差別化戦略になっています。100円ショップやアウトレットでもスタッフに笑顔がないとクレームになるサービスに厳しい日本です。
また、日本人のきめ細かい感性が目覚めてきているのかもしれませんね。もてなしのこころをテーマにしたドラマも多いです。
わかっているが、できない。大切な心を伝える笑顔の技術がないことにも気付きはじめています。
昔「男は黙ってサッポロビール」という人気CMがありました。これ知ってる世代は、感情表現がすこぶる苦手で、顔の筋肉も固まっている可能性があります。
まずは、わりばしストレッチで顔の体操をしましょう。味のあるいい顔に大変身できますよ。口元を上げるだけで表情が変わります。「歯を出して笑え日本人」です。
写真を撮る時「はい、笑顔です。」と言われて、無意識に手を上げて指でピ−スをする人は、笑顔に慣れていないんです。自信がないからテレがでる。小さい頃「いい笑顔」と褒められていれば、手なんてでません。自然と歯が出ます。歯を出した方が、疲れないんです。
指でピースを作っているようじゃダメですよ。手を出すんんじゃなくて歯を出す。これ世界の常識です。
きっとソニーのカメラでは、あなたの笑顔は笑顔と反応しませんよ。スマイルシャッター付きのデジカメで特訓しよう。しかも、手ぶれ防止機能付きですよ。
笑顔は自然がいいんだと思い込み、相手に伝える努力せず顔が化石化してしまったガン付けタイプ。
「笑顔は大切だ」とわかっているが、笑顔の表現が苦手なスローガンタイプ。
顔に動きがないフラットフェースの日本人なのに欧米の顔を真似て育った現代人。みんなでやるパフォーマンスは得意でも、一人で自分を表現するのは苦手。・・・共通して言える事は、みんな笑顔に自信がないんです。
外見で損しちゃいけませんね。外面も心と同じくらい大切なんです。
苦手な人は、愛コンタクトからはじめましょう。相手の目を優しく見て、大きくうなずき、しっかり相づちです。お試しあれ・・・
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笑顔研修の真顔・和顔・笑顔づくり・・・。コンピュータが、こころと顔や身体の変化のプロセスを認証するには、まだまだ時間がかかるようです。
近い将来、コンピュータに「いい笑顔は、欠点が味になるんだよ」という事を教えてやりたいですね。
NHKインタビューの最後の質問は「笑顔づくりで一番大切なことは何ですか」でした。
思わず「愛です!」と答えました。でも本音ですが、なぜか赤面しました。
笑顔で一番大切なのは、相手を思いやるこころです。
相手がいるから笑顔なんです。
それを感じてもらうのには苦労します。日本人は、相手のためにいい笑顔をつくるという意識が弱いんです。
みんながやる事は、何でも同じように頑張る。でも頑張って笑顔づくりはできません。頑張るより、リラックス、エンジョイ・・・楽しむ事です。
外国人は、フレンドリーで笑顔作りにあまり苦労しなくてもつくれます。ソニーのデジカメ「スマイルシャッター」のニーズは弱いので売れないかも?
それともゲーム感覚で面白いから売れるかな?
外国人から見たTV「笑顔ビジネス」放送の反応が知りたいです。海外在住の方のコメント 大歓迎です。
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