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「幸せ」と「HAPPY」は違う

「幸せ」と「HAPPY」は違う・・・コラムを読んで、共感し少々興奮している。映画監督の細野ひで晃さんが朝日新聞 20日の「彩・美・風」で下記のように語っている。

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日本語の幸せは「辛い」と言う字に一本の線を加えていて、渡り鳥が辛い旅路に一休みする意味。つらい修行の休息時間を日本人は幸せと感じた。

欧米人のHAPPYは、多くのハリウッド映画で描かれているように、家族や恋人、仲間と共有する時間をHAPPYと表現した。皆で歌いながら海を渡っている様子をHAPPYというのだろう。

「幸せ」と「HAPPY」は違う。日本人の感覚だけで幸せを描いても伝わらない。幸せを止まり木で休息する鳥で描くと、欧米人には孤独、悲壮、憂鬱などのネガティブな表現として受け取られる恐れがある。

しかし、それを逆手にとって新しい感覚として表現できれば、日本人の常識が欧米人の新しい文化として興味深く受けいれられる。常識をただに記憶するのではなく、経験や体験と照合しながら、感覚として身体に記憶させることが、国境を越えたモノづくりには不可欠だ。

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同様に、「笑いと笑顔は違う」私のこだわりである。日本語の笑顔笑い顔。笑顔とSMILEの違いを日本人にどう分かりやすく伝えることができるのか?常に考え続けている私の課題である。

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