文化を売るのが繁盛店
僕の大先輩 靴のコンサルタント 水飼茂先生のブログを紹介します。
http://blog.livedoor.jp/shoebag_mizukai/
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今朝は月曜日、月曜日なのに新聞の折込チラシかどっさり
なかになんと、帯広の六花亭さんのチラシが折り込まれていた。
六花亭さんは全国的に名の知れたお菓子の銘店
沢山売ろうとしたら銘店もただの店、どうしてそんなに売りたいのかな。
量を売るのが文明、質にこだわるのが文化
文明とはモノの豊かさの追求、文化とはココロの豊かさを追究
過去の歴史を学べば文明は必ず滅ぶ。モノを略奪し、エコを破壊し、ココロを荒廃させるから
文明を追い求めている人間は、欲が深いから必ず間違いを起こす。
商いも同じ、商いの哲学はお客様の幸せを願うビジネス
沢山売ろうとしたら忙しくてなり、ハッピー・サービスなんか出来っこない。
しかも沢山売るには、他からヒト・モノ・カネを略奪するしかない。
その卑しさが物作りに感染して品質低下を招く、一事が万事なのね。
創業200年以上の企業は全世界で7千社、その内日本は半数近くを占める。
二位はドイツの800社、オランダ200社、お隣の中国は9社、韓国はゼロ
日本には創業1,400年を超える企業もある。わが国は圧倒的な長寿大国
答えは簡単、モノ売りなのか、ココロ売りなのかの差
沢山売ろうとする欧米企業の多くはバイキングがご先祖
他を潰して大きくなった略奪企業は、次は他から略奪されて滅ぶのが「世の掟」
繁盛しようとしたら沢山売らないこと。お客様のココロを暖め続ける幸福産業を目指す
その結果、沢山売れてしまって長寿・繁盛企業になれるのね。
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ナンバーワンからオンリーワン・・・自然と共生し優しく包み込む和の文化。
歌の歌詞だけでなくシステムとして日本文化の素晴らしさを早く再構築したいですね。水飼先生曰く、勝つか負けるかの文明の争いは絶えない。
いよいよ日立と三菱重工の統合準備も始まりました。あわせて12兆円ですよ。潰れかけた韓国は、国策として統廃合を行い、強い企業をつくりました。企業の自由に任せた日本は遅くなりましたが、いよいよ日本企業もM&Aが加速するでしょう。大企業ほど文明世界の試練が待っています。
日本という枠組みも無くなりつつありますが、質にこだわる日本文化を忘れないで欲しいです。
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