笑顔の楽校の最新の日記
古きを訪ねて・・
熊野古道、伊勢神宮にお礼参りをした。
熊野本宮神社 今年の御言葉が「笑顔」色紙を購入。何か心を引かれた。
日本語の笑顔は笑い顔のこと。笑みを含んだ顔。
「笑」という字は、神との関わりは深い。古事記の天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、天の岩屋戸にお隠れになる。岩戸の前でヌードで踊ったナイスボディの女性の神が、アメノウズメノミコト。両手を上げ踊っている姿が「笑」という字になったとか。イメージできますか?
今でも神道では「笑いの行」が行われている。聖徳太子の時代から神道に融合した仏教も、「和顔施」ニコニコした顔はお布施で、今でもお坊さんの修行の一つである。その文化から生まれたのが日本的な挨拶。
先日、テレビで接遇の女性コンサルが「仕事だから笑顔作りなさい」とニコニコ顔だが目が怒っている顔で言っていた。サルを調教するような挨拶訓練は間違っている。
昔は「元気で挨拶」と教わったが、いつのまにか「笑顔で挨拶」に変わった。
変わったのはいいが、日本的挨拶は躾であり訓練が中心。静的な形の中に、動的な笑顔を入れるのは難しいのだ。どこの国でも、自由に遊び回っている子供たちは、最高の笑顔がこぼれる。動いている方が笑顔になりやすい。
帰り高野山にもお参りした。昔のお墓を見て驚き。神社の象徴「鳥居」がお墓の前にたくさんあった。神仏混合なんですね。日本のこと知らなすぎることを学んだ旅でした。
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