歯を出して笑え、日本人
自分の笑顔は自分では見えないのだ。「自分では笑顔全開100%のつもりが、30%くらいしか見えず、以外だった」「女性だから品よく控えめに、と思った笑顔が薄ら笑いになっていて唖然とした」
僕の笑顔セミナー実践編では、ビデオとデジカメを多用し、1人ひとりを撮影します。参加者に自分の笑顔を客観的に見てもらう為です。みんな自分の想い描いていた笑顔と現実のギャップにショックを隠せません。このギャップはどこから来るのでしょうか?
それは、形としてきちんと顔の動きが笑顔になっていない為、相手に自分の笑顔が伝わらないのです。笑顔は相手に伝わらなければ意味がありません。相手がいるから笑顔です。形をマスターするのは技術です。技術とはコツを覚えさえすればいいのです。
コツは顔に動きをつけること。顔の動きは、口、眉、目の順に連動して動きます。口角(口元の両端)が上がると、頬も上がります。頬が上がると、眉と目が連動します。眉も上がり、目が細くなり、白目の範囲が少なくなります。目が優しく見えてきませんか?
顔に動きをつける時、簡単にできるコツがあります。それは、歯を出す事です。
欧米の国では、中学校卒業までに歯並びの悪い子供は歯を矯正します。同じお金を使うにしても塾に入れて偏差値を上げるよりも、歯を治していい笑顔をつくるが幸せになるからです。
オムロンさんが「モナリザの微笑み」という名画をスマイルスキャンしました。17%以上にはなりません。僕は、般若の笑いと能面も比較したく調査を依頼しました。結果は、平均値で般若44% 能面25%でした。心の窓は歯を出した方が伝わりやすいのです。「目は心の窓」は、伝わりにくい。今後の顔認証システムの課題は大きい。
◆笑顔の法則5
大きく顔を動かす。顔の動きは、口、眉、目の順
コメント
このブックにはコメントできません (ログインするとコメントできます)
コメントはまだありません