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笑顔で犯罪防止

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笑顔こそ安心安全 危険物持込みの最大の防御だ。
今後 誰でもどこでも 巻き込まれる可能性は大きい。

新幹線焼身自殺についてコメントしたい。
今回のテロのような事件が今後増えるだろう。その対策についての有識者のコメントがあまりにもレベルが低すぎるのである。
1.飛行機のように乗車チェック、荷物検査をする。
2.新たなセキュリティの機械を導入する。
3.乗務員をふやしてチェックを強化する。
どれもだけで終わりそうだ。

JR東海の指導を10年近くし、ブランドクオリティを柱に笑顔化を一緒に進めてきた。
著書「笑顔のしくみ」ダイヤモンド社
http://diamond.jp/category/s-egao
東海道新幹線と東北新幹線の違いは、改札機でのチェックに笑顔の巡回が加わるかどうかだ。のぞみ号N700は1323人乗りを3名の車掌と2名のパーサーでアイコンタクト笑顔接客応対にある。東北新幹線は実施してない。
一人ひとりのお客様に「切符を確認させてください」と巡回している。正直言って過酷な作業である。

いまでも、三島の総合研修センターで新入社員に指導している。「コミュニケーションは手間隙かけろ。笑顔こそ安心安全の基本、危険物持込みの防御である」と指導している。
今回の事件は、「自由席」で起こったという事実である。犯人は見るからに不審な格好としぐさをしていたと、事件に巻き込まれた乗客は発言をしている。
残念ながら乗務員は、自由席には声掛け巡回をしていない。指定席のみだ。
怖れるのは再発である。すぐ真似するバカが多い。
その早期の防止策は、日本人の苦手な「アイコンタクト笑顔」の徹底訓練である。
今回の事件で、もし乗務員がを見て犯人にニコっとしていたら、怪しさを感じたであろう。結果は確実に化していたと思う。犯罪者が一番嫌がる笑顔をするべきである。
多額の経費を使いIT機器を導入するよりもリアルな笑顔の強化こそ、日本の象徴である新幹線を守ることになる。
(ちなみに小売業では、笑顔万引きが減る事はデータで証明されている。)

テロに対しての効果は不明であるが、まずはできる事からアクションすべし。
すべての車両(いま1〜3号車は自由席)を指定席にすることを提案したい。

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