笑顔呼吸のすすめ
人には病気になりやすい人となりにくい人がいます。自律神経の働きが健康に大きな影響を及ぼすと語っているのは、『なぜ「これ」は健康にいいのか?』の著者 順天堂大学の小林弘幸教授。
身体がもっともよい状態で機能するのは、交感神経と副交感神経の両方が高いレベルで活動している時だ。
どちらか一方に偏ってはいけない。
病気になりやすい時は
1、交感神経活動のレベルが異常に高く、副交感神経のレベルが低すぎると、身体の不調や病気になりやすい。糖尿病など。
2、副交感神経レベルが高く、交感神経のレベルが低すぎるとうつ病になりやすい。
3、交感神経と副交感神経ともに低いと、疲れやすく、やる気がでない。
体力の低下は副交感神経の低下につながり、血管の老化がすすみ、同時に免疫力が低下し、病気になりやすい。
健康は自律神経のバランスで決まる。自律神経は血流を支配することで、身体の60兆の細胞を無意識にコントロールしている。
自律神経をコントロールする事は、人生をコントロールすることにつながる。
交感神経「緊張/興奮」
副交感神経「余裕/安心」
呼吸は、自律神経のバランスを整え、身体の状態を一瞬で変えるチカラがある。
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どうしたらいいのか?具体的なアクションがわかりにくい。
呼吸の大切さは分かっているが、呼吸を整える呼吸法を実行するのは難しい。
脳波を測定しながら呼吸法を試みると、呼吸に意識を集中する為に、座禅を組み、呼吸を整えるため、意識を1.2.3.4.5.....数字を思い浮かべる。.......途端に交感神経がたかまりストレス値が高まります。修行僧ならリラックスできるかもしれませんが、一般人には禅の世界は難しい。
笑顔呼吸をお勧めします。(この笑顔は、微笑みです)
簡単にできる呼吸法は、顔を整えることから始めましょう。
イメージは赤ちゃんの穏やかな顔。一番表情筋を使わないリラックスした理想の顔です。
それでは、鼻から吸って口から吐く、5回 繰り返しましょう。
今度は、微笑んだ表情で口角を上げて、5回繰り返しましょう。
慣れてきたら鼻から吸って、鼻から吐きます。
口角が上がる。たったこれだけで、息がしやすく感じませんか?
鼻の穴も大きく広がり、空気を体内に運びやすくなります。
さらに、こめかみを上に上げながら息の感じを体感してください。さらに呼吸しやすいですね。
鏡で顔を見てください。
穏やかな顔を作った方が呼吸はしやすくなります。笑顔で顔を整えると呼吸が整いやすくなります。
笑顔=呼吸。
さらに、ハッピー体操と組み合わせると笑顔呼吸の効果は抜群です。貴方を生き生きと活性化させるミッドα波のゾーンに入りやすくなります。
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