笑顔ファッション革命
笑顔ファッション革命 こころのオシャレの時代です。
笑いは、心と身体を健康に導く本能。
笑顔は、幸せをつかむコミュニケーションの技術。
ファッションは、こころのトキメキ・・・。
モノからコトへ・・と言われ続けて30年以上になりますが、小売業はあまり進化していません。日本の高度成長とともにファッションビジネスが注目を浴びた時、僕は入社しました。
「飛躍するファッション産業」の象徴として青山ベルコモンズが輝いていた時代、玉川高島屋150坪の鈴屋の店長でした。いま、鈴屋と言っても知らない人が多いので補足しますと、ベルコモンズを作った会社、専門店では、売上げ高 600億位で一番の規模だったと記憶しています。
青山ベルコモンズが目指したのが、モノからコトへ、コンセプトや世界観、おもてなし、店作りはパティオ(中庭)です。昔からモノからコトと言われてきたんですね。生活文化の専門大店をめざし、店長時代にしごかれました。
かって近江商人は「蚊帳(かや)を売ると思うな、涼を売ると思え。それが商人のこころだ」と躾けました。部屋に蚊帳を吊ってもらって涼しさを感じてもらう。風鈴がチリンとなれば、蒸し暑さも風流になる。昔から、ある種の生活文化を提供していたんです。
いま、世界中にモノがあふれ、お客さまが求めるモノは、単なるモノの機能性や品質のよさではなくなり、ワクワクやドキドキという心の状況が消費を決めるようになりました。それらを作り出せるのは、笑顔あふれるライブ感のあるエンターテイメントビジネスです。
こころの機微に触れる文化生活・・・モノの哀れや詫び、錆、粋、雅、旬、味わいなど、日本文化の素晴らしさにビジネスチャンスあり。こころのオシャレの時代です。
スターバックス浅草雷門店が和風に生まれ変わりました。
オシャレな笑顔ファッションの訪れを感じます。
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