アイコンタクトなき笑顔は笑顔にあらず
新年 明けましておめでとうございます。
天気に恵まれた穏やかなお正月でしたね。ゆっくり充電することができました。
初詣はどこも行列ができるほどの賑わいです。願い事が多いのかもしれませんね。
私の願いは、笑顔を通して幸せを分かち合うことです。笑顔や幸せは、黙っていてもやってきません。自ら掴むものです。
今年も「笑顔の楽校」でコミュニケーションの技術を紹介していきます。
今、理論理屈を語るより具体的な行動と実践が大事です。
それでは私が体験した笑顔のチカラと成功事例を紹介していきます。
今年もよろしくお願いいたします。
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笑顔の楽校 6
テーマ「アイコンタクトなき笑顔は笑顔にあらず」
日本を代表する大手企業の会長や社長、役員の方々に笑顔研修を行なうことがあります。そのたびに、さすがに上りつめる方は違う…と納得するのは、みなさんいずれもアイコンタクトしながら握手ができるということです。
アイコンタクト&握手——簡単そうですが、シャイな日本人は、握手の時に相手の目を見ないで、ついつい手元を見てしまいがちです。アイコンタクトしながら握手できるということは、実はコミュニケーション術に長けている証拠。だからこそ、大組織のトップに君臨できるのでしょう。
そして、そういう方達はたとえ顔のつくり的には“ガンつけタイプ”でも、笑顔が素晴らしい。もちろん、目に力と表情がみなぎっていて、人を惹きつけるパワーがあります。
お店も同じです。繁昌しているお店の共通点は、スタッフがお客さまに対して笑顔とアイコンタクトがナチュラルにできることです。スタッフ同士も、笑顔&アイコンタクトでチームワークが抜群です。この和気あいあいとした元気さがお客さまにも伝わり、お客さまの気を惹きつける秘訣になっているのです。
アイコンタクトはコミュニケーションの要
アイコンタクトというのは、相手と視線と心を合わせること。ほんの0.5秒、相手の目をしっかりと見ればいいのです。
アイコンタクトはコミュニケーションの要=笑顔の要です。朝礼で話す時、プレゼンや打ち合わせの時、アイコンタクトのできない人は相手に気持ちが伝わりません。
アイコンタクトのない笑顔は、ただの「笑い(自己満足)」です。視線を合わすことは相手を認めているという証拠であり、自分自身のアピールです。これからの時代、どんなに頭脳優秀でもコミュニケーション能力がないと出世できないし、家庭生活もスムーズにいきません。
本当の意味で幸せになるためには、笑顔が、そしてアイコンタクトが必要不可欠なのです。
前回で、笑顔はまず口元を上げることから、と書きましたが、笑顔が苦手な人は、アイコンタクトから始める方法もおすすめです。
以前、ある情報番組のなかでアインコンタクトと笑顔の実験を行ないました。
初対面の男女ひと組の被験者が向き合って、アイコンタクトします。すると、どちらもいったん目をそらして、照れ笑いしてしまいました。落ち着いたところで、再びアイコンタクトしてもらうと、今度はお互いとても自然な笑顔になったのです。
この実験結果から言えるのは、やはり日本人はシャイだということ。欧米人ならアイコンタクトからすぐに笑顔になれますが、日本人はいったんテンションが上がるものの、すぐに目をそらしてしまう。再度アイコンタクトして、ようやく心からニッコリできるんですね。即効で笑顔になりたい方、ぜひ、アイコンタクトからトライしてみてください。
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上記の本文と写真は関係ありません。
「笑顔の楽校」でお会いしましょう。
http://www.egao.co.jp/smn/gaccou/
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