ライセンスラジ
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インド独立時に行われた経済政策、インドを発展途上国にし、他国との経済格差に繋がった最大の愚策。
1:概要
インド独立後国内産業を守るために産業を認可制にしたもの。
2:経過
本来の目的は「外資企業から国内産業を守り国を発展させる」などの意味合いを持っていたが、認可制になった弊害として官僚の腐敗(賄賂で許可を出したり)が蔓延、技術の未発達(外資が入らないため、技術鎖国)、新規産業の鈍化(ツテが強かったため)が起こり経済は停滞、貧富の差が拡大、経済発展策として見事なまでの愚策であった。
3:結果
1991年に経済自由化政策に切り替わり、外資が次々と参入、技術・資本の成長はGDPがすべて物語っている通りめざましいものがある。
それでもライセンスラジ時代の負の遺産、特に賄賂の習慣などは未だに強く、世界でも稀に見る愚策であったと結論づけられている。
関連Link:
【JBpress】http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2725?page=3
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