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スピーディーな新嘉坡見物

 スピーディーな新嘉坡見物が始まった。この市にも川が貫いて流れていた。私は社長に注文して、まず二つ三つその橋々を車で渡って貰った。
 両岸は洋館や洋館擬いの支那家屋の建物が塀のように立ち並んでいるところが多く、ところどころに船が湊泊する船溜りが膨らんだように川幅を拡げている。そして、漫々と湛えた水が、ゆるく蒼空を映して下流の方へ移るともなく移って行く。軽く浮く芥屑は流れの足が速く、沈み勝ちな汚物を周るようにして追い抜いていく。荒く組んだ筏を操って行く馬来の子供。やはり都の河の俤を備えている。
 河口に近くなってギャヴァナー橋というのが、大して大きい橋でもないが、両岸にゲート型の柱を二本ずつ建て、それを絃の駒にして、ハープの絃のように、陸の土と橋欄とに綱を張り渡して、橋を吊っている。何ともないような橋なのだが、しきりに私達の心は牽かれる。向う岸の橋詰に榕樹の茂みが青々として、それから白い尖塔が抽んでている背景が、橋を薄肉彫のように浮き出さすためであろうか。私がいつまでも車から降りて眺めていると、娘はそれを察したように、商標登録ができない場合とは - クレジットカード王国 - mindia(マインディア)

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