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「ルーマン/社会の理論の革命」II
「ルーマン/社会の理論の革命」長岡克行
第5章「自己言及的システムの理論」
1.オートポイエティック・システム
- マツラーナのオートポイエーシス理論からの生物学的コノテーションの捨象
自己組織化、構造形成システムではない
自己言及はほかの構成要素の生産にもあてはまる。
自己言及的マシンというパワフルなエンジンにターボチャージャーを付け加える。
それ以上分割できない構成要素ですらシステム自身によって生産
→要素、過程、境界、そしてシステム自身にもあてはまる
→単位体のインプットもアウトプットもない。
APSは同一体と差異の構成の点で主観的
:システムが同一性と差異として扱うものは全てシステム自身が作る
→「操作的に閉じたオートポイエティックな自己言及的システム」の理論
- APSの輪郭
APSは、システムの要素をそのシステムの諸要素のネットワークの中で生産するシステム
:操作のネットワークの中で操作を生み出すシステム
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