質の履歴

いろいろな場面で使われる「質」という言葉。
サイトの質、文章の質など普通の会話にも出てくるが、具体的にどういう意味を持っているのかはわかりにくいところがある。

さかのぼってものの見方を「量的」と「質的」に分類すると、量的な把握では統計や測定値などで数値にできるもの、質的な把握では実際にそこでどういうことが起きているか、人は何を見ているかなどの現象に注目する。そこでは主観と客観のどちらでもない、純粋に観察することが要求されるので、物事の「質」を印象だけでは語ってはいけないことになる。