年金原資の履歴
年金原資とは、将来受取る年金額の元手となる資金のことです。
年金額は年金原資をもとに計算されますが、年金の受取方法によって、受取総額は異なり、一括で受取るよりも分割で受取るほうが受取総額は多くなります。これは、分割の場合、受取っていないお金は保険会社が運用を行うためです。運用分だけ受取総額が多くなります。
変額年金の場合、払い込んだ保険料を運用して、その運用の結果次第で年金原資が増減しますが、中には払い込んだ保険料を下回らない「元本確保タイプ」のものもあります。
年金の受取りにはさまざまな方法があり、さらに年金形式ではなく一括で受取ることができるものもあります。契約時に受取方法を決めますが、年金を受取る前であれば、受取方法の変更が可能です。
「終身年金」は生きている間ずっと受取ることができ、「確定年金」は生死に関わらず一定期間受取れます。また、「有期年金」は生存している間、一定期間受取れます。終身年金と有期年金の中には、生死に関わらず一定期間受取れる「保証期間付年金」もあります