読書術の履歴

読書は、「知識整理術」における「知識インプット」・「知識獲得」のステップである。

読書時間（知識インプット）

通勤時

通勤時に読む。正味1時間30分／日

待ち時間

ちょっとした待ち時間に読む。成毛眞・勝間和代も提唱している。成毛氏はトイレの30秒でも読むとのこと。

歩き読み

歩きながら読む。二宮尊徳スタイル。しかし危険である。視線が30cm先に集中しており、咄嗟に視線を本からはずしても周りがぼやけて見えない。

就寝前

しかし外山滋比古は、就寝直前に読むのは脳を刺激してよろしくないと言う。うーん。

知識を再利用できるよう抜き取る（知識獲得）

知識はすぐに揮発し消えてなくなってしまう（「知識の揮発性」参照）。揮発を防ぐため、抜き取りを行う。

付箋

読んでいる最中は付箋を貼る。多くの読書術の本では直接本に書き込むことを提唱するが、それができない人は付箋がおすすめ。筆者の場合、読んでいる本のかなりの割合が図書館から借りた本のため、書き込むことができない。付箋は一部利用していたが、2010年1月より積極的に利用することにした。

携帯メモ帳

咄嗟に要点をメモする時に使う。

仮想本棚

抜き取った情報は、一旦、仮想本棚に格納する。

本の選び方

知識拡張

• 既存の知識の足りないところを拡張していく。なぜなら知識はネットワークだからである（参考：知識ネットワーク）。
• 古典や文豪などの良書を当る。歴史的に評価が決定済みであり普遍的な真理が書かれている。はずれが少ない。

本を探す

• 読んだ本の参考文献を当たる。知識はネットワークだから。
• Amazonのリコメンデーションを当たる。「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のこと。
• たまに本屋さんをぶらぶらする。参考文献参照やAmazonだけでは視野が狭くなりがちなので。参考文献やAmazonでの検索を左脳的検索とすれば、本屋ぶらぶらは、右脳的検索である。

本を選択する

• Amazonまたは仮想本棚（読書管理サイト）のレビューをチェックする。
• 奇をてらったタイトルの本は、タイトル以上のことが書かれていない可能性がほとんどなので、選択から除外する（参考：悪書）。
• 古典は必ず複数の訳者がいる。訳者によっては良し悪しがあるので、必ずレビューをチェックする。

本の入手

• １．図書館で借りる。良書は２または３へ。地元の公立図書館はオンライン検索＆予約ができる。
• ２．経費で購入する。
• ３．自分で買う（Amazonでの購入がほとんど）。

改訂履歴

• 2010年1月31日　知識整理術に合せ改編。読書時間＝知識インプットの時間とし、あらたに知識獲得のステップを追加した。
• 2010年1月14日　読書時間を追記
• 2009年12月31日　本の選び方を整理
• 2009年12月29日　初版