物語の履歴
私の結論
ビジネスシーンにおいて、21世紀に求められる最重要要素の一つが物語性である。この結論に至ったのは、複数の識者の提言に寄る。
取引コストの定理により、グローバル化の結果、製品の価格は世界統一価格へと収斂していく。これが日本のデフレ圧力の原因の一つである。少子化・財政赤字というハンディキャップを背負いながら、日本・日本人が成長をしていくには、日本人の感性、物語力を高めていくしかない。
識者の提言
ダニエル・ピンク「ハイ・コンセプト」
ハイ・コンセプトで述べている6つの感性のうちの1つである。
事実というのは、誰にでも瞬時にアクセスできるようになると、一つ一つの事実の価値は低くなってしまうものだ。そこで、それらの事実を「文脈」に取り入れ、「感情的インパクト」を相手に伝える能力が、ますます重要になってくるのだ。
出典:ハイ・コンセプト
遠藤功、プレミアム・ブランド
遠藤功が著書「プレミアム戦略」で、プレミアム・ブランドの前提条件として、物語性を挙げている。
田坂広志
複数の著書、「 経営者が語るべき「言霊」とは何か」や「ネクスト・マネジメント」で、人々に共鳴する言霊、物語性を挙げている。
http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=4492554718
http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=4478430179
事例
テキサス・バーガー
テキサス・バーガーやユニクロには「物語」がある。
「消費は時代遅れ」という物語を、楽しく消費している私たち
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100122/212369/
関連ワード
テキサスバーガー、物語、経験価値マーケティング
http://togetter.com/li/4146
- シナリオ・ライティング
- EQ
- 経験価値マーケティング(バーンド・H. シュミット)
- ハイ・コンセプト(ダニエル・ピンク)
- プレミアム戦略(遠藤功)
- 田坂広志
- サービスマネジメント
- パーソナル
- nikePlus
- camwithme
- リッツカールトン
編集履歴
- 2010.12.31 識者の提言として、遠藤功、田坂広志を追加。ほか整理整頓
- 2010.01.27 初稿