生涯現役の履歴
必然性
現在(2010年)、20代から40代の者にとっては、「生涯現役」が必要になる。その理由は以下の通り。
- 寿命の延び
- 知識の増大(70代の人に比べ20代ー40代は大卒割合が高い)
- 企業の短命化
- 年金の破綻または支給額の減額
- 健康保険の破綻または個人負担の増額
生涯現役を貫いた人・貫いている人
- 渋沢栄一(1840年-1931年、享年91歳)
- 安岡正篤(1898年-1983年、享年85歳)
- レイ・クロック(1902年-1984年、享年81歳)
- 井深大(1908年-1997年、享年89歳)
- ピーター・ドラッカー(1909年-2005年、享年95歳)
- 日野原重明、聖路加国際病院理事長(1911年-現役)
- やなせたかし 『アンパンマン』作者(1919年-現役)
- 外山滋比古 『思考の整理学』著者(1923年-現役)
関連書籍
生涯現役を説く識者
- ダニエル・ピンク:『フリーエージェント社会の到来』
- ピーター・ドラッカー:『ネクスト・ソサエティ』、『ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書』
名言
私には引退という言葉はない
出典:『ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書』ピーター・ドラッカー(著)
脳は老いるということを知らない。生涯進歩しつづけるものだ。ただし、それに必要とする養分は正しい生活と道徳であって、仙薬は我が心にあることに気づかなければならない。
出典:『「こころ」に書き写す言葉』 安岡正篤(著)
わたしのように、70歳を超える老境に入っても、まだまだこのように怠ることがないのだから、若い人々には大いに勉強してもらわなければならない。
出典:『論語と算盤』 渋沢栄一(著)
編集履歴
- 2013.07.28 レイ・クロック、井深大を追加
- 2012.08.15 渋沢栄一、安岡正篤を追加
- 2011.05.03 やなせたかし追加
- 2010.09.04 引用追加
- 2010.08.25 初稿。必然性、生涯現役を貫いた人・貫いている人、関連書籍