三国志の履歴
中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 - 280年頃)の興亡史である(Wikipedia)。四大奇書。後漢の滅亡は220年だが、実質上後漢王朝が崩壊した黄巾の乱(184年)を起点と考える。
三国
- 魏(220-265年)Wei
- 呉(222-280年)Wu
- 蜀(221-263年)Shu
後漢末期の英雄
魏
- 曹操孟徳(155-220年)・・ただし魏の初代皇帝は子の曹丕、どちらかというと悪漢として描かれる。兵法家(戦略家)であり詩人。
呉
- 孫堅(155-192年)・・孫権の父
- 孫策(175-200年)・・孫権の兄、小覇王
- 孫権(182-252年)・・呉初代皇帝
- 周瑜(175-210年)・・赤壁の戦いの英雄
蜀
- 劉備玄徳(161-223年)・・蜀初代皇帝、関羽・張飛と義兄弟の契りを交わす
- 関羽雲長(???-219年)・・文武両道の武将
- 張飛翼徳(???-221年)
- 趙雲子龍(???-229年)
- 諸葛亮(181-234年)・・戦略家、またの名を諸葛孔明
その他
- 董卓
- 呂布
- 袁術
- 袁紹
年表
- 184年、黄巾の乱、後漢の弱体化が決定的になる。
- 189年、最後の皇帝・献帝が即位し、董卓が政権掌握(~192年)
- 196年、献帝が曹操の庇護を受け、曹操が政権掌握
- 200年、官渡の戦い、曹操が最大勢力・袁紹を破る。
- 208年、赤壁の戦い、曹操が孫権・劉備に敗れ、三国分裂が決定的になる。映画『レッド・クリフ』の舞台。
- 220年、曹丕が後漢の献帝から禅譲を受け即位。魏成立。後漢が滅ぶ。
- 221年、劉備も漢の皇帝を名乗り、蜀成立。
- 222年、孫権、元号を立て、呉成立。
- 229年、孫権、皇帝を名乗る。ここに三人の皇帝が並び立つ。
- 263年、蜀、司馬昭に滅ぼされる。
- 265年、司馬昭の子・司馬炎が魏の曹奐から禅譲。魏が滅び、西晋が成立する。
- 280年、西晋が呉を滅ぼし、三国時代終焉、中国全土が統一される。
三国志に端を発する故事成語
- 桃園の誓い
- 関門突破?
- 三顧の礼
- 天下三分の計
履歴
- 2020年3月、横山光輝版マンガを読み始める。