アジャイル開発の履歴
私自身は開発者ではないので、アジャイル開発を実践することはないのだが、啓蒙する必要性を強く感じているので、まとめることにする(2011.8.3記)
「アジャイルソフトウェア開発宣言」
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
(c) 2001, 上記の著者たち
この宣言は、この注意書きも含めた形で全文を含めることを条件に
自由にコピーしてよい。
出典:http://www.agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
「アジャイルソフトウェア開発宣言」の私的読み替え
4か条の右項を以下のように読み替えることができるのではないか?
- コミュニケーション
- 現地現物主義(トヨタ生産方式)
- コラボレーション
- 自律性
『アジャイル開発とスクラム』
従来手法の何が問題なのか
- 人の創造性を奪ってしまう
- 文書によるコミュニケーションには限界がある
- 悪いタイミング
- 未来を読む水晶玉はない
- 仕事が楽しくない
- 部分最適化
出典:『アジャイル開発とスクラム』
プラクティス
技術プラクティス
高速に石橋をたたいて渡る「開発環境」をつくるもの
- リファクタリング
- テスト駆動開発
- 継続的インテグレーション
- ペアプログラミング
- その他
ソーシャルプラクティス
協働でゴールに向かう「チーム環境」をつくるもの
- ユーザストーリ(参考:物語)
- 朝会(デイリースクラム)
- タスクかんばん(参考:トヨタ生産方式)
- バーンダウンチャート
- プランニングポーカー
- ふりかえり(レトロスペクティブ)
- その他
出典:『アジャイル開発とスクラム』
編集履歴
- 2014.04.20 『アジャイル開発とスクラム』、従来手法の何が問題なのか、プラクティスを追加
- 2011.08.03 初稿