公的医療保険制度
0pt
公的医療保険
公的医療保険は予め被保険者の範囲が行政によって定められている医療保障制度である。日本では、使用者だけでなく自営業者なども加入できる国民健康保険が全国的に整備されており、いわゆる「国民皆保険」とよばれる制度が構築されている。
中小企業のサラリーマンが加入する国(社会保険庁)の責任で運営していた旧政管健保は2008年10月に「協会けんぽ」に組織がえし、都道府県ごとの運営に移管された。かかった医療費と保険料率が連動している。2009年度の保険料率は上げ下げの幅を10分の1に圧縮し、今後は毎年、段階的に改定幅を拡大する。現在の保険料率は全国一律8.2%(労使折半)であるが、医療費の水準に応じて差をつける。最も高い北海道は8.26%、最も低い長野は8.15%。
コメントはまだありません