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[読書]『転落の歴史に何を見るか』
増補 転落の歴史に何を見るか (ちくま文庫)
日露戦争で輝かしい頂点に立った日本が、なぜ一五年戦争・太平洋戦争への転落の道を歩んだのか、我々日本人にはその総括が一体できているのか、戦後、高度経済成長を遂げた日本が、なぜバブル崩壊後、20年間も苦しんでいるのか?ひょっとして戦争の総括を怠ったため、学習できていないのではないか?であればこそ、日露戦争から太平洋戦争への転落の道を再度見直すべきではないか?というのが、本書のテーマである。日露戦争の象徴的な成功、そして太平洋戦争の象徴的な躓きが、それぞれ秋山好古が指揮した奉天会戦であり、辻政信が失敗したノモンハン事件である。
本書は2002年に出版された本の再版である。2002年時点で、次の10年間の日本の針路を誤らぬための提言書であったはずが、残念ながら、2002年からの10年から、日露戦争から太平洋戦争への転落と同じ道を歩んでしまっている。
いったい、何を総括すべきか?
つづきはブログ記事を参照下さい。
http://naokis.doorblog.jp/archives/51767025.html
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