テンセグリティ

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「テンション(張力)とインテグリティ(力)を組み合わせた造語で、圧縮材と引っ張り材で成り立つ「吊り構造」を指します。

出典『神のデザイン哲学』

典型的なテンセグリティ=ダイヤモンド

ダイヤモンドでの炭素格子構造は典型的なテンセグリティ。原子核はプラスの電荷を帯びており、原子核同士は反発力が働く。炭素原子のひとつの電子は、隣の原子の電子と電子対を作り、原子核がプラス、電子対がマイナスの電荷を帯びているため、引き寄せあう。

反発と引き寄せの絶妙なバランスの上にダイヤモンドは成り立っている。炭素は第二軌道に4つの電子を持っており、それぞれが隣の原子と電子対を作り、最も強固は立体構造である正三角錐を形成する。



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