クレジットカード王国の最新の日記
<< 前の日記へ 一覧を見る 次の日記へ >>

 

雑誌の人が来て

 雑誌の人が来て、何か脚本の話を書けという。ともかくも安請合いに受け合ったものの、さて何を書いてよいか判らない。現在日本の演劇をどう書いてよいのか、自分も実は宇宙に迷って行き悩んでいるのであるから、とてもここで大きい声で脚本の書き方などを講釈するわけには行かない。何か偉そうなことをうっかり喋べってしまって、その議論が自分自身でも明日はすっかり変ってしまうようなことが無いとも限らない。で、そんな危ないことには手を着けないことにして、ここでは自分がこれまで書いた七、八十種の脚本に就いて、一種の経験談のようなものを書き列べて見ようかとも思ったが、それも長くなるのでやめた。ここではただ、素人の書いた脚本がどうして世に出るようになったかという歴史を少しばかり書く。
 わたしはここで自分の自叙伝を書こうとするのではない。しかし自分の関係したことを主題にして何か語ろうという以上、自然に多く自分を説くことになるかも知れない。それはあらかじめお含み置きを願っておきたい。
復縁したいなら探偵に相談 - クレジットカード王国 - mindia(マインディア)

コメント

コメントはまだありません

コメントできません