くつしたのブックの最新の日記
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ワークショップを学ぶ
最近、「学び」の方法形体のひとつであるワークショップの勉強をしにO大学のスクールに通っている。
(詳細はこちらhttp://www.hirc.aoyama.ac.jp/wsd/index.html)
そんなこんなでがっつりワークショップの事例や
業務形態の事例を見ている。
「学び」の歴史などまでは組み込まれていないのが少し物足りないが、
平田オリザさんを筆頭にメンバーたちとよい場ができありがたい経験をさせてもらっている。
そんな中で、ある日の見学についてここにも書き残しておこうと思う。
「くうそうしょくぶつ図鑑」@11月29日 CAMP大川センター
(当日の流れや詳細はCAMPのホームページhttp://www.camp-k.com/kodomo/museum/445/を参照。)
今回は参加できず見学だけという意外な経験。
簡単に思った事を書いてみた。
ふと、NHK「にほんごであそぼ」のコンセプト作りの中で出ていたキーワード”こどもは大人っぽいことが好き”を思い出した。言わずと知れた大人のまねごと、お医者さんごっこ、おままごとは遊びの王道である。大川センターは長い廊下や大きなガラスというシャレた建築の異空間で、はじめて会った人たちと研究者さながらの体験ができる。しかも、日常の大人たちを全く無視して進んでゆく時間。
何だかとっても“大人っぽい”!
そう感じられたのは、キャンプベテランのスタッフによって自然にこども達が動くような空気が作られ、完成されたプログラムと仕掛けが成せる技だ。最終的に図鑑にするというプロセスまで組み込まれている。それにしても頭の中のイメージを外に表現するのはとても難しい。ましてやそれを他人と共有するなんて。誰もが目を惹く素材が大量に並ぶコーナーや、ワークシートで頭の中のイメージを可視化すること、そしてタイミングの良い声かけ。参加者に転がされたり、逆に転がしたり。素敵な場面があった。
進行を乱してしゃべる男の子に、誰かが彼の肩にポンと手をそえるのが見えた。たちまち彼はふーっと静かになった。
もし準備やリハーサルを十分に行い、当日の場の空気もスムーズに進んだなら、あとは見守ることしかできないのだ。それは、ちょっと寂しいなぁなんて思いながら、私たちができる事はきっかけでしかないと改めて実感。実際は「そんなに簡単に行きませんよ」が現実で、私がワークショップを行った場合なんかは参加者の学びよりも、自分の成長が断然大きいだろう。特別できる事がないのなら、一個人として参加者と一緒に悩んだり楽しんだり、小さなきかっけづくりからはじめていこうと思う。
廃校の再利用
関西にいた頃
廃校をアートセンターにしたものや
アートイベントで使われたりしている学校へ
よく遊びに行ったし
スタッフとしてがつがつ働いていた
今日は東京の廃校利用について少し書いてみようと思う
- IID 世田谷ものづくり学校 http://www.r-school.net/
「[デザイン・建築・映像・食・アート・ファッション]などのさまざまな分野のクリエーターに教室を開放し、ワーキングスペースとして機能しています。」
とコンセプトにあるように本当に豊かな場所です
勉強会も行われているし、ここへゆけば何かやっている
何かに出会える場所
そして、何より一階の理科室ぽい部屋がカフェになっているのも
コミュニティとして上手く使用されて行きそうなとてもよい雰囲気
いろんな使い方が出来そう
わたしの少し教えていただいていた先生もここで事務所を開いている
- 台東デザイナーズビレッジ http://www.designers-village.com/
ここはIIDとはまた違って”ビジネス”を感じます
すなわちプロ意識の高い人たちの集団というか
目指すところは、作家というかブランドが起業して自立して行く事
その上でのセミナー等も行われていて気になる存在
そんなデザビレが今週末公開日のようです
(普段は公開はされていない)
明日、さとちゃんと行ってみる予定
- CET(セントラルイースト東京) http://www.centraleasttokyo.com/
これは、廃校だけではないけれど
毎年開催されているアート・デザイン・建築の複合イベント
都市の隙間で空洞化した空間の再生をめざしているもの
「アトリエ、ギャラリー、ショップ、オフィス等を誘致し、各々の発信を支援しながら、ユニークなエリアの創造を目指しています。」
開催期間は廃校も自由に使われて普段は入れない学校に入る事が出来たり
まちのあちこちをはしりまわって楽しむもの
ちなみに05年に先輩たちの企画が通って、小屋の設計と制作を頼まれたので
一応小屋という作品を提供したという思い出のあるイベントです
東京はほかにもいろいろあるでしょう
今回はこの辺で