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グルジア情勢08/08/13夕方

ニュースを読んだだけで、サーカシビリとプーチンの「意図の差」が見えてくる「危うい同意」ですね。
ロシアの目標が「グルジア軍の無力化」と「グルジア制圧」の間の「どこ」にあったのか判りませんが…ある一定の成果を得たということでしょうが、南オセチア州に対して「何も得られなかった」サーカシビリが、ロシアに弱腰を見せては政権を維持できそうもないのも自明でして、このあたり、当に落とし所があるのか?と疑問にも思います。

このニュース↓とか、自爆っぽい。こんな火中の栗をNATOが拾うと思っているんだろうか?>サーカシビリ

グルジア:CIS脱退表明 ロシアとの関係悪化原因か

http://mainichi.jp/select/today/news/20080813k0000m030122000...

↑しかもこの「グルジア」って、南オセチア州含むつもりだろう…それは無理だろう。

2008.08.13 Web posted at: 16:41 JST Updated - CNN/AP
ワールド

グルジアとロシアが紛争解決の原則に合意 南オセチア衝突


http://www.cnn.co.jp/world/CNN200808130012.html

グルジア・トビリシ――ロシア軍が武力介入したグルジア・南オセチア自治州の軍事衝突で、調停に当たる欧州連合(EU)議長国フランスのサルコジ大統領は12日、グルジアとロシアが紛争解決に向けた6項目の原則に合意したと発表した。合意を受け、武力衝突は当面、終息の方向に向かうとみられる。

サルコジ大統領はトビリシでサアカシュビリ大統領と会談、共同会見した。サルコジ氏はただ、合意は一般的な原則に基づくもので、合意内容の肉付けは今後の協議にかかるとの見方を示した。南オセチアとアブハジア自治共和国の地位問題では、グルジアとロシア間の距離が大きく、今後の交渉が難航する可能性も強い。

6項目の合意は、両国軍の部隊を武力衝突が発生した8月6日前の地域に戻し、軍事行動停止や避難民の安全な帰還の保証などとなっている。

サルコジ氏との話し合いで、サアカシュビリ大統領は南オセチアとアブハジア自治共和国の将来的な地位と安全保障について国際的議論を始めるとする項目の表現に抵抗。結局、国際的論議の対象の部分は両地域の安全保障と安定の手段との字句に変更された。サアカシュビリ大統領は「将来的地位」の議論が両地域の独立論議に変質することを恐れたとみられる。

また、同大統領は分離政府を後押しするロシアの平和維持部隊を多国籍部隊に組み替える必要性も強調。サルコジ大統領は、欧州が平和維持活動に携わる可能性に言及した。

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