南海放浪記

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南海放浪記


出版社/著者からの内容紹介
江戸・寛永半ば、若き日に生家を出奔した文平は、この国を棄て南へと向かったが…。時はあたかも幕府の鎖国政策が完成されつつあった。若者の数奇な一生を描いた海洋長編小説。(解説・磯貝勝太郎)

内容(「BOOK」データベースより)
江戸は寛永半ば、若き日に生家を出奔した岡野文平は、息のつまりそうなこの地を捨て遠く海の彼方への飛翔を夢見ていた。そんな折りうまく御朱印船に乗り込み南へと向かうのだが…。東南アジア各地を巡った文平の旅は幕府の鎖国政策の完成期にあい、ついに再び日の地に辿りつくことはなかった。大望に燃えた青年の数奇な一生を描いた海洋長編小説。


読書:2009年3冊目

白石 一郎の海洋物か…と思っていたら、主人公がまさに「南海を放浪する」物語。
あらら。
なんというか、南海のさまざまな国、都市の点描点描で「海で繋がっている」感は薄いです。

しかもこれ、オレ、読んだことある…ていうっか、多分持っている。全部読んで疑惑は確信に変わったが、途中で気づかないかなぁ、この鳥頭め。

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