オーロラ ウォッチング ガイド -宇宙の神秘に迫るの履歴
内容紹介
オーロラを満喫するガイドブックの決定版。カナダやアラスカ、北欧、南極などで撮影された神秘的な写真を多数掲載するほか、宇宙から見たオーロラ、木星や土星のオーロラなど貴重な画像も収録。
実際にオーロラを見に行きたい人のための鑑賞地ガイド、服装などの準備、写真撮影方法など実用情報も充実。
<本文より>
この本をご覧になる皆さんへ
Chapter1 オーロラカタログ
- いろいろなオーロラ
- 宇宙から見たオーロラ
- 惑星のオーロラ
Chapter2 オーロラを楽しむためのハウツー
- オーロラ観望地ガイド
- オーロラ観望のための服装
- オーロラの見方
- オーロラの写真撮影にチャレンジ
Chapter3 オーロラを表現する
- 神秘とロマンに魅せられて
- オーロラの伝説と神話
- オーロラを語り、記述する
- 日本で見えたオーロラの記録
- オーロラを研究した科学者たち
Chapter4 オーロラのQ&A
Chapter5 あなたはなぜオーロラを見なければならないか
オーロラの旅の窓口&ウェブサイト
オーロラエッセイ
- ミレニアムのオーロラ/相川七瀬
- 見てはならない光/立松和平
著者について
上出 洋介
1943年生まれ。北海道で過ごした少年時代から、宇宙や地球に興味を抱き、海や空を眺めて1日中過ごしたこともある。北海道大学理学部卒業、東京大学大学院博士課程修了(理学博士)。日本学術振興会学術奨励研究員(東京大学理学部)を経て渡米。アラスカ大学地球物理研究所、コロラド大学環境科学研究所、米国立地球物理データセンター、米国立大気科学研究所、米国立宇宙環境研究所、京都産業大学理学部などの後、1992年より名古屋大学太陽地球環境研究所教授(1999年より6年間は同所長)。外国研究機関、国立大、私立大にそれぞれ3分の1ずつ勤務するという、ユニークな経歴を持つ。
現在、京都大学生存圏研究所特任教授、名古屋大学名誉教授、日本学術会議連携会員。専門は宇宙空間物理学、とくに地上/人工衛星観測データ、コンピュータ実験によるオーロラ、磁気嵐など、地球太陽系現象の国際共同研究。日本学術会議地球電磁気研連委員長、地球電磁気・惑星圏学会評議員、国際地球電磁気学会副会長など、国内/国際組織役員、学術行政委員を歴任。多くの学術専門誌の編集長、国際会議組織委員長を務める。英国王立天文学士院プライスメダル受賞。米国地球物理学連合、英国王立天文学士院フェロー。国際航空宇宙アカデミー連携会員。アジア・大洋州地球科学会名誉会員。
約400編の専門論文/著書の他に、常に少年の心を持ち続け、「オーロラと宇宙の神秘」サイエンス社、「太陽風と地球磁場」(共編著)日経サイエンス社、「オーロラと磁気嵐」東京大学出版会、「オーロラ 太陽からのメッセージ」山と渓谷社、「オーロラのひみつ」偕成社、「オーロラウォッチング オーロラに会いに行こう」誠文堂新光社など、多くの一般書も出版している。
読書:2009年22冊目
オーロラを見るためのガイド本、なのだが、オーロラの科学的解説からはじまっていてかなり勉強になった。
地磁気に従って南半球と北半球の対となるところに同時にオーロラが出来る、とかそういうことすら恥ずかしながら知りませんでした。
また、写真も多く、この世のものとは思えないほど綺麗です。
太陽系のほかの惑星に出来るオーロラの写真などもあり。
ガイド本としても「カメラは機械式がいいよ、デジカメは低温下ではすぐにバッテリがダメになるよ」などと(多分)実用的…なんだけど、まぁ、行く機会はないだろうなぁ。