3月21日

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2001年


読書
41>戦話・大空のサムライ 可能性に挑戦し征服する極意 (新装版 )
光人社NF文庫
ISBN:4769820240
坂井三郎 光人社 2000/05出版
16cm 485p
[文庫 判] NDC分類:916 販売価:\762(税別)

今までの「大空のサムライ」シリーズを下敷きでの講演をまとめたもののようだ。普通こういうのは但し書きがあるものだが・・・初出誌には書いてあるのだろうか?
もう3冊目ともなれば「またか」となりそうだが、毎回視点が変えてあるので飽きないし、同じエピソードを読んでも発見がある。今回は「現代を生きる上での戦訓」とでもいうべき切り口か。「可能性に挑戦し征服する極意」が演題かな?
また、最後の章に戦後35年目にラエの飛行場などを鎮魂訪問する記述があるのだが、かの撃墜王サカイが死んだ戦友を思って慟哭する記述は圧巻。3冊の「大空のサムライ」に描かれた若者が当に老サカイに語りかけてきて、それに感極まる場面が見えた!ような気がする。(飲みすぎ?)
しかしサカイさんが無邪気に現地の子供にキャンディーを配るシーンには正直感心しなかった。世代の差だろうか?ああいう「努力や労働などの対価無しに何かを施す」という行為はするほうにもされる方にも軽蔑感がわく。とくにそれが「施される側がスポイルされているのでは?」と思うときは特に、だ。
もし貧しくてキャンディーも買えないような子供にキャンディーを配るとして、一時の楽しみ以外に子供に何が残るのか?キャンディーをたらふく食えるように頑張るぞ、という向上心が残るのであろうか?それとも「日人が来たときには、欲しいといえばキャンディーがもらえる」というタカリ根性?
私は後者だと思うのですが・・・米兵が日人にやったように「被占領民を慰撫する」必要もないのだから、同じアジアの同朋同士、タカリ根性を植え付けるのは止めましょうよ・・・と思うのですが。どうなんでしょう。

2000年


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