5月27日
1pt
2009年
水曜日
日経平均9438.77 +127.96
1歳半健診出務。
保健センターにお願いしていたので、この機会に「インフルエンザ予防のためには」のお話もしているはず…しかしながら、100名以上を保健センターに集めて「人ごみは避けましょう」は、やはり笑えない矛盾だ。
2005年
敗戦後六十年目の生還
「旧日本兵2人 比で生存」ミンダナオ島 引き揚げできず山岳に
http://www.sankei.co.jp/news/morning/27iti001.htm
彼らは小人数で山岳部を転進中に終戦を迎えたため師団の引き揚げに合流できず、残留を余儀なくされた。以後、山川元中尉らは同島南部のブルアム湖近辺などを拠点に生活していたが、昨年九月に同島東部と中部で木材の切り出しなどを行っている長崎県在住の日本人の関係者(54)が山中で旧日本兵と遭遇。その後、いずれも高齢のため帰国を強く望んでいるが、戦線から離脱したことで日本での軍法会議にかけられることを強く恐れていることが分かった。
色々な意味で泣けてくる記事です。
その境遇にも泣けますし、
「転進中に終戦を迎えたため」「戦線から離脱した」の矛盾から、60年前の真実の厳しさ、当人たちの60年間引きずった罪悪感を思うともう一度泣けます。
多分、「転進中に終戦を迎えたため」というものよりも、「戦線から離脱した」方が真実に近いのでしょう。
産経が「転進中」という用語を使った理由がいまひとつ分かりませんが、辛い撤退戦を経て本隊とはぐれて、
反攻する気力を失い、
結果的に「逃亡兵となったと本人たちが自覚」するような何かがあったものと思われます。
この人たちは60年間も「軍を、祖国を裏切った」と悩み、帰りたくても帰れない望郷の念に苛まれてきたのでしょう・・・。
「もういいんだ」「よく生きていた」
だけではなく
「よく戦った」
という言葉をかけてあげたいですね・・・。
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