5月5日

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2009年

火曜日
子供の日

予備自訓練4日目。

2005年


読書:わかりやすい日の神話

わかりやすい日の神話読了。
古事記のなかから日の神話をわかりやすく・・・という事柄自体は達成しているかもしれない。
しかしながら、「教科書文体」で読んでいて楽しくないこと著しい。激しく売れなさそう・・・。
このあたりを含め「編集者、企画はいいんだからしっかりしてよ。」と言いたい。
イラストも著者の作らしいのだが・・・もっと編集者が豪快にダメだししたほうがよかったんじゃないだろうか。
著者の略歴に遠慮したのか?↓

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
出雲井 晶
作家・日画家。「日の神話」伝承館館長。近年は、戦後消されていた「日神話」の正しい伝承に取り組み、日神話の真理を広める活動を展開している。神話普及の功労により、平成11年度文部大臣表彰。文化庁長官表彰、神道文化奨励賞などを受賞。画家として、日仏現代美術展、パリ・ル・サロン展など入選多数。内閣総理大臣賞、文部大臣賞などを受賞

明らかな誤りも含まれています。「わに」はクロコダイルじゃないよ~。
一遍でも取材したなら、出雲のあたりで「わに料理」がクロコダイル料理じゃない、フカだと分かって、日の神話にクロコダイルが出てくるのはおかしいとわかるんじゃないだろうか?
人が分からなくても、編集者が「なに馬鹿描いてんですか?描きなおしね。」とやればいいだけの話じゃないのかなぁ。
やっぱ、遠慮した?

う~ん、残念賞。

2004年


読書:異形の将軍 田中角栄の生涯・津

上下巻・幻冬社文庫

田中角栄の伝記風の小説。
政治モノの中でも題材が田中角栄、そして書き手が津陽・・・主人公の動きがダイナミックで、書き手に技量があるのだからまぁ面白くないはずは無いですな。
しかしながら、津陽は1次資料には全く当たらずに、伝記などの2次資料、小説などの3次?資料をもとに津史観を完成したようで、このに資料性が全く無いのが残念なところ。

今もって評価が定まらない自分物を描くのに、下手に「新資料」「新事実」を持ち出してしまうと、小説としての面白さよりもそっちに目が行っちゃうのでこれはこれで慧眼だとは思うが。

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