6月15日
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2009年
月曜日
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2003年
今日のイタリア軍
- 〈歴史群像〉第二次大戦欧州戦史1]ポーランド電撃戦 によれば、エチオピア戦争に従軍したイタリア兵は結局23万になった、とある。
増派したんでしょうね。これにはイタリア軍進軍図なども乗ってます。
- エチオピア兵はやはり装備不充分で、ほとんどの兵士は裸足だったらしい。ただし、宗主国の英軍装備があったようで、重機関銃などは一部装備していたようです。
- (以下は上述書籍だけの感想じゃないですよ。)
エチオピアは地形上難所が多く、イタリア軍はその行動を阻まれた、とする記述を時々みかけるのですが、
イタリア軍が軽戦車中心の装備しか持たなかった理由に、重工業の遅れ以外に「イタリア、バルカン半島は地形上難所が多く、これら地域での展開を考えたイタリア陸軍は走破性を火力装甲よりも重視した為、軽戦車を多く生産した。(ので、英軍やソビエトなどの戦車に対抗できなかった。)」との記述を見ることがあります。
走破性重視した戦車「のはずだった」に変えときなさい。
- また、砲兵の移動がうまくいかなかったらしいが、これは仕方ないですね。
上述書によれば、ポーランド戦での独軍の砲兵移動もうまく行かなかったそうですので。
2次大戦時までに砲兵を自動車化できた国って米英ソぐらいじゃないでしょうか。日独伊は馬匹輸送ですからね。日本に至っては分解して人力で運べる山砲が主力じゃないのか?と思わせるぐらいですし。
それを考えると、数日前のエチオピア戦争でのイタリア砲兵の砲を「山砲かな?」と言った自分の発言は、(エチオピアの地形を考えると余計に)正解だったんじゃないかと思えてくる罠。
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